再度体外受精にチャレンジの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚4年。
子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチンと診断されている。
子宮内膜症はピルを4か月服用で治療。
体外受精は新鮮胚2個移植、凍結胚を2づつ、2回移植。
3回で、5個の胚移植したが妊娠に至らず。
子宮内膜症による着床障害だと思われます。
漢方薬を服用し、再度体外受精にチャレンジしたいとご来店。
一ヶ月後に採卵予定。
採卵までは補陽剤、活血剤、化痰剤、牡蛎の製剤を服用いただき12個採卵。
採卵後卵巣が腫れたため、すべて凍結、病院からの指示で、再びピルを4か月服用。
その間、漢方薬は活血剤、補陽剤、水快宝(水蛭製剤)を服用頂き、移植の数日前からは気血双補剤、免疫抑制剤を服用頂いた。
妊娠判定が初めてプラスに。
漢方薬服用から10ヶ月での嬉しい妊娠判定でした。
漢方の考え方では子宮内膜症は於血(血流の停滞)、陽虚(冷え)と捉えます。
内膜症治療中にお血を改善する活血剤、陽虚を改善する補陽剤を服用頂き、移植からは、子宮環境を整えるために、気血双補剤や健康食品に切り替え服用頂いたことが、良い結果につながったのではないかと考えます。
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